Zannu blog

カルトを信じる親のもとに生まれ、虐待や不登校、イジメ、高校中退などを経験しました。現在、その宗教を辞め、自分の生き方を模索しています。その過程を書いていければと思っています。

2019-01-01から1年間の記事一覧

海外に行きたいけれど、、

先週、交換留学の志願書を大学に出してきた。4年生、25歳。まだ学部生だから、相当、年齢的には遅れている。正直、色んな迷いがあるし、まだ行けるか、実際、行くかもわからない。 だけど、何かを決めなくちゃいけないんだ。人生は、進まないと、ただ時間が…

生きる意味に想いを馳せて

生きていること 別に自分で決めて生まれてきたわけではない 別に自分で望んで生きているわけでもない 勝手に産まされて、勝手に生きさせられて、それでも自分の人生に責任を負わされて 楽しかったり、幸せなことが多い人生なら、まだ、いいかもしれないけれ…

【手記】カルト宗教の二世

教祖・文鮮明(左)とその夫人・韓鶴子(右) 合同結婚式にて 僕は闘います 自分の運命と 僕はカルトの家に生まれました。統一教会、今では別の名称を使っていますが、韓国から来た新興宗教です。合同結婚式というのが、90年代に社会問題となり、僕の両親も…

完璧主義、、

「完璧主義」これは僕を形容する言葉で、未完成なもの、整っていないものをあまり人に見せたくないんだ 書くこととか、何か発表するときとか、こりしょうで、どうもやり過ぎてしまう 一番いけないのは、結局、やり過ぎてしまって、途中で放棄することだ こう…

「ガンバる」ことに対するアンチテーゼ

人生ガンバって生きてきました。でも何か、虚しいですね。もちろん報われたこともありますが、楽しいこと、思い出に残ったことはあまりないです。 「ガンバった」って言っても、ガンバらされた見たいな感じですし、ガンバっていないと存在意義が無いみたいだ…

【短編】『長い旅立ちの前には』

私は世界を旅する彼からの葉書(ハガキ)を待っている。 彼からの葉書が届いた。バルト海の美しい港町が映し出されている。 彼は世界中を旅していて、街町のきれいだったり、めずらしい風景の葉書を送ってくれる。 数日に一回、時には数週間に一回、彼からの葉…

生きていることが辛いときもある

そりゃ良いように見えるでしょ。親の金で学校行って、生活して。就活もまともにせずに、のうのうと生きています。もう25歳。大学も普通で見たら4年遅れていて、だからって具体的に何がしたいってわけでもない。生きている理由がわからず、意味を探してもがく…

【旅】旅する元不登校 スペイン、900キロの巡礼  カミーノ・デ・サンティアゴ

記憶は美化されるのだろうか。スペインの北部にある、900キロにも渡る道のりを、40日かけて横断した。その旅は2月の中頃始まり、山道にはまだ雪が多く残っていた。雨の日も、風の日も、そして太陽が照りつく暑い日も、とにかく前へ前へ、目的地である、サン…